長芋の生命力


収穫した長芋を丸1年保存しておくと、親芋の養分を吸って子芋が成長するのだ。土に植えていないので子芋は長芋の形に育つことはない。生命力という意味では凄いが、人間世界でいえば「親のスネだけをかじって生き続ける現象」なのである。当然、栄養価は落ちるだろうが肥料も水も与えていない。温度管理も湿度管理もしない倉庫に置いてただけである。

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上部が子芋。ダンボール箱の中に1年入れておくと、蔓が延びて子芋が成長する。親芋は萎びてくるが、親芋・子芋ともに食べることが可能であった。

平成28年の長芋栽培・掘り取り風景。

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台風によって倒れたクネ。根こそぎ倒れて蔓が切れたものは成長が止まった。
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雄キジには格好の見張り場所である長芋のクネ。

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グランドに白線を引くラインマーカーを使って畝の中心に消石灰で位置だし。通常のラインマーカーのタイヤは小さい径なので作業が大変なので、子供用三輪車のタイヤに交換してある。

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白線を中心目印としてユンボで土掘り。手作業で両脇の土を崩して長芋を掘り出す。
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河川敷の畑は地層の違いで昔の信濃川の流れ方と地形が判断できる。川の歴史が地中に眠っている。長い歴史の中で洪水を繰り返してきた証しであり、その度に百姓は貧苦に泣いてきた。しかし、この洪水が野菜を育んできたのだ。

上画像の下部分に砂の層がある。信濃川が洪水で運んできた砂である。

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掘り取り作業のついでに長年のトラクター耕運による岩盤化した耕板をユンボで掘り返して、表面の泥土層と地下の砂層と混合し(天地返し)河川敷本来の土質に戻す。
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探してもなかなか見つからないプラナリア。不思議な再生能力を人間に応用できないだろうか。収穫時に撮影

ビニールマルチの下にちょくちょく見かけるプラナリア。胴体の真ん中を切断すると再生して2匹になるという生態はよく知られている。長芋も幾つかに切り分けて植えつける。似て非なる例えになってしまったが、生物、植物を観察していると時間を忘れてしまい仕事にならない。

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