畑の室(ムロ)作り


天気、曇り晴れ。日中最高気温15度以上。午前はネギ抜き30メートル天日乾燥。長芋種を畑に作った簡易ムロに保管。午後からネギ回収。丸ナス(中島巾着)畑の畝脇支柱抜き。囲い白菜自宅用収穫。午後5時仕事終了。日没時間16:25

畑に種室(ムロ)を作ったのは初めて。今シーズンの長芋は出来が悪く、出荷できない品質のため種として残した長芋が大量であった。平成21年以降3回の信濃川増水があり畑が冠水したために水の重さで土が締まって硬くなったために地中に伸びることができなかったため殆どの芋がいびつな形になってしまった。今年、自宅の種室が里芋と八つ頭で満杯のために出荷できない長芋は畑に種室を作って保存した。しかし、我流のため降雪期間中のネズミの食害と寒さによる腐れが懸念される。通常は藁や籾殻によって保温するのが理想だが、今期の畑は異常繁殖した畑ネズミが里芋と長芋を多数食害していたので、ネズミを寄せ付ける藁と籾殻を入れなかった。2日に分けて作業した。

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畑に深さ20センチ直径2メートルで円形掘りにする。真ん中には、ネズミが侵入した場合の落とし穴としてバケツを設置。
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高さ50センチ程の網を設置、網の外周の土に木酢液と腐敗したガソリンを撒くがとても臭い。種芋なので影響はない。来期は作付けしない畑の一角。

嗅覚が発達している動物なら近づくことはないだろう。

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種芋を円形に積み重ねて土をかけ、ネズミ避けの根付きミントを20本程度土に挿してタキロンを被せた。
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長芋用トンネル支柱を立て、廃棄するビニールハウス用ビニールを巻きつけ、長芋栽培に使用したネットを被せて、マイカ線で引っ張って固定。周囲の土を掘って流水溝を作る。
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内部。雨漏りした場合のために廃棄前のタキロンを載せる。右方向が低くなっているがタキロンを流れてきた雨水の水抜き穴をビニール下に作るのを忘れた、後日対策する。2箇所ある上部通気孔から撮影。

土田家では自宅のムロで保存するのが昔からのやり方のため、畑での室作りは一度もやったことがない。今回は思いつきの方法のため保存が上手くいくかわからない。4年前、小さな長芋を集めて山にして土をかけておいただけだったが、翌春、掘り出したところネズミの食害があっただけで全ての芋が活きていた。水が溜まらなければなんとかなると思う。先人達百姓は各地で数々の失敗を重ねて幾つもの冬季保存方法を残し伝えてきた。昔からの百姓が消えていき、長い歴史の中で培われてきた無数の知恵という伝統財産も消えていった。百姓の跡取りは支援されずサラリーマンになり、昔からの農家も支援されずに次々廃業し、反対に農業と縁もゆかりもない新規就農者や新規参入企業は手厚く支援されている矛盾の中で、受け継がれるはずの知恵と伝統が次々消えて行く。代々続く百姓に生まれた者にしか解らない知恵と伝統があるのに消えていく…

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午後5時ちょうど、支柱抜き完了。中島巾着畑。ナスが黄色くなっている。画像右側白い被写体を拡大してみたが不明。

収穫作業と降雪前の対策が続き、出荷する時間がない。ネコの手も借りたい。畑で作業する俺たちを見下ろすようにカラスと鴨ばかりが元気に飛び回っている。優雅に泳ぐ水鳥も水面下では必死に水を蹴っている。

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昨年の自宅ムロ画像。

中島農家の輪作付けの知恵。大根を栽培した後作に長芋・牛蒡いずれかを順序を変えてx作付けする。 下に伸びる野菜を輪作することでスラリとした良品を生産してきた。畑によって残肥を考えて次作を変えること。

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