中古の野菜結束機の整備に1日掛かりでした。


販売されている野菜結束機は何種類もあります。簡単な機能で安いものは5000円程度から、「たばねら・おびまる」のような4万円近い物まであります。最近では電動式の高価なものまであるようです。

これまで我家は、100円ショップのセロテープ台に無理矢理、結束テープを入れて、全て手作業で野菜を結束していました。 しかし、あまりに作業時間のロスがあるので、中古の結束機を買うことにしました…しかし、中古でも状態の良いものは1.5万円が相場です。油と土汚れと錆が入り混じっている中古物で送料合わせて3000円しないジャンク品を整備前提で買うことにしました。

稼動部が固着していたり、野菜結束機全体からエンジンオイルが腐った匂いまでしていました。このままでは全然使えません。

分解洗浄前。ゴム部品は触っただけで変形するほどに劣化している。ここはビニールパイプ(ホース)とABS樹脂を加工して取り付け予定

即、全分解と灯油での洗浄を決断しました。リサイクルの鬼の異名をとる者としての心が燃えてきました。

洗浄後の画像。組み立てやすいようにブロックごとに部品を分けて洗浄しました。

初めて扱う品物なので写真を撮りながら分解し、ブロックごとに袋に分けてから順番に灯油トレーの中でブラシで洗浄。仕上げにパーツクリーナーで灯油を落としました。

年を重ねるたびに記憶力が衰えているので、分解時の画像記録は必須です。

歯車が汚れて固着によりローラーが回らなかった部分。洗浄後の組み立て後画像

歯車が空回りする状態でなければならない仕組みでした。

回転部分なのでグリスアップしたところ、歯車がグリスによってくっついてしまい戻らなくなったので、グリスを落として再組み立てしました。この機械は回転部も注油だけでいいみたいです。

錆で汚れた台座は在り合せのラッカースプレーで白く塗装しました。新品なら4万近くですが3千円と1日で野菜結束機が使える身分になりました。

塗装が乾いたら歯車の稼動部サイドカバーと、テープ用の中間支柱を取り付けます。

最終仕上げは消毒用アルコールで綺麗にします。

今回の整備は、百姓が面白いと感じる仕事のひとつです。使えなくなった物を修理整備して使えるようにした時の満足感は、荒地を開墾し土を耕し野菜を育て収穫した時と通じる部分があります。行政から補助を受けて新品ばかり揃えられる農家と違い、百姓は常に開墾(開拓魂)を持ち続けて先祖の思いを背負って地ベタに足を着けて生きているのです。

 

 

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