虫を生かす農


土作りに石灰窒素・過燐酸を使うかどうか迷うときがある。

タタミと籾殻、若干の土。
自家製種まき培土と市販種まき培土

上画像、左の土は3年かけて虫やミミズのチカラを借りて作った培土。画像右は市販種まき培土に少量の発酵籾殻を混ぜたもの。

土作りのために石灰窒素や農薬を使うリスクの第一は益虫と微生物を殺すこと。

土作りにおいて、良い面と悪い面をいつも天秤にかけている俺はまだ篤農とはいえん。親父は言っていた「土を買うようになったら百姓らねぇこて。」

益虫にもなれば最悪の害虫でもあるコガネムシ類。

俺が子供の頃、春になると父親は、温床土の中のカブトムシの幼虫を次々と潰していた。「もったいない。俺にくれ。」と言うと親父は「春まではイイろも、これから根を食うヤツはダメら」と言っていた。成虫にして儲けるような意識はなかったようだ。安いときは一個1円2円の野菜を夫婦2人で一日頑張って出荷して、日の出前から夜中まで必死に働いて500円にしかならない事がザラだった時代。その頃、カブトムシ1匹が200円~の卸値でペットショップは買い取っていたのだ。いくら金になったとしてもカブトムシを売るようでは親父のプライドが許さなかったのだろう。

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