何年もの間、カメラを用意する間もなく画像に残すことができなかったキツネをようやく記録することができました。

エンジンの音など関係なく現れた柴犬より一回り大きなキツネ。体毛色は薄目です。10メートルほどまで近づいてきましたが、目を合わせると警戒します。なので横目で様子を見ながら機械のエンジンを掛けたままにしてトラックまで歩いて行ってカメラを用意してゆっくり戻りました。

キツネの聴力は土中のネズミの場所を察知するといいます。しきりに耳と顔を一定方向に向けて、俺のことなど眼中にないようです。

カメラ片手にハンマーナイフで作業を継続していると、キツネは草薮と草刈り後の畑を行ったり来たりしていた。作業を中断してカメラを構えてキツネを注視して目が合った直後から俺を警戒するようになってしまった。その最後の一枚が三枚目画像。 草刈り作業を終えての帰路、ネコより一回り大きな色の濃いキツネがトラックの前を横切って行った。本日はキツネの活動が活発であったのか、個体数も増えたこともあってか幸運に恵まれた。信濃川の貴重な自然に出会えるのは、この地で百姓ができるからなのだと実感しました。必要以上に干渉しないことが自然を守ることに繋がります。