長芋掘り風景


今年は11月中に長芋の収穫が完了しました。
例年ですと大根や白菜などの収穫に忙しく、翌年の春にも長芋の収穫が残っているのですが、今年は7月12日の鉄腕ダッシュ!ショックにより長期間体調を崩してしまい秋作野菜を栽培できませんでしたので、長芋や里芋の収穫が早目に完了したわけです。

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45センチのバケットで、深さ約1.4メートルの溝を掘る。信濃川河川敷の畑は地下まで手に取るように判る。

 

溝の両側に長芋があります。溝に入って土を慎重に、エンピで崩して収穫します。

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これがエンピ。真ん中と右側の大小2種類が通常のサイズ。左側のエンピは父親が数年間使用した磨り減ったエンピで柄も細っています。

父親は約40年前に、長岡で最初に重機で長芋を掘った人です。しかし、レンタル料金が高くて2年程で手掘りに戻しました。俺が平成10年にミニショベル(重機)を買うまで、1人で畑一反(10アール/約300坪)の長芋3000本近くを手掘りしていました。
鋼鉄製のエンピが数年でこれだけ磨り減ります。直径3.5センチ前後ある柄が、父の握る手によって半分以下に磨り減っています。大変過酷な作業です。六代目の父は81年の人生のうち75年近く、何本ものエンピをこのようになるまで使ってきたのです。ひ弱な俺は3年ほど手掘りを手伝って、音を上げました。それが理由で貯金を叩いてショベルを買いましたが、元が取れません。
ショベルで溝堀した後に長芋を掘る時は、右の軽いエンピを使用します。昔は「ホーソー」と呼ばれるもので掘っていたとも聞きます。

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以下掘り取り画像は2014年撮影です。溝に入ります肩以上の深さがあります。
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土を削って長芋の上部位置を確認。
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根の張り方を見ながら慎重に土を溝へ落とす。
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掘るというよりも、土を切り削る感覚で焦らずに。
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長芋の伸びる方向を根張りを見て予測する。
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エンピで傷を付けないように、70%程長芋が見えてきたら少し揺すってみる。2本の長芋でした。右の一本はこのまま抜けました。
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太い方の長芋はもう少し、掘らないといけません。抜けるか折れるか…この微妙な感覚は経験を積む必要があります。

長芋はアルプス系です。アルプス系より短い品種の、とっくり型・トロフィーなどの品種は掘り取りが楽ですが、切断して販売する方式の我家には不向きです。味と舌触りの面で俺好みのアルプス系にしています。

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我家で近年、悩みの種。スギナ(つくし)の根です。1.5メートルまで縦横無尽に蔓延っています。長芋に絡んで掘り難いです。

 

 

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