カテゴリー別アーカイブ: 冬季の仕事

雪の下から収穫

午前中、天気が良かったので雪で覆われた畑に収穫に行きました。

積雪は約40センチ

信濃川の土手から畑を撮影。

「かんじき」

ゴムで装着が簡単な「かんじき」。昔のものは紐だけなので緩むことがありましたが、ゴムの弾力で適度な装着が維持できます。

歩幅が40センチ近くある動物の足跡

この時期のタヌキは民家へ移動していることと、歩幅からキツネだと思います。

ネギの掘り出し作業

俺が子供時代に使って遊んだ45年前のスノーボートに荷物を載せて移動します。昔の日本製品は何でも耐久性が凄いです。ネギ用の荷縛り帯・アルミスコップ・紐を載せてあります。

雪中のネギを抜きます。

2人で役割分担して作業します。百姓は二人三脚、家族一丸となっていなければやっていけないのです。

大根も収獲

糖度計で雪下から掘り出した野菜と、降雪直後に収獲保存した野菜の比較をします。

帰りは行きと同じ足跡を歩いて帰ります。

つかの間の晴天・大雪警報解除

午前中のみ晴天だったので築60年以上の小屋の雪降ろしをしました。厚く雪雲が覆っているのが遠くに見えます。あの下では猛烈な雪が降っているのです。

午前中の晴天でも0度以下の気温です。屋根雪は上層粉雪、下層ザラメ雪です。ザラメ雪が表層に露出して10分程度でカチカチになります。早朝の天気予報では「今日夜までに積雪は多いところで80センチ、明日にかけて陸上で瞬間風速30メートル」とのこと。屋根雪で頭でっかちのアンバランス状態に強風では倒壊しそうなので、雪降ろしをします。

ビニールハウスのパイプのみ。ビニールを張ったままだったら倒壊していました。

パイプ径は36ミリ。中柱を立ててもビニールを張ったままなら確実に潰れていたでしょう。19ミリのパイプハウスにビニールを張っていたら、ひとたまりもありません。

小屋の雪降ろしで屋根に上ったときにビニールハウスを撮影。
午前10時前、これから雪降ろしです。総重量5トン前後はありそうな雪。地上6メートル、気温0度・風あり、命綱無し。

命綱は時と場合によります。命綱の取り付け方が悪ければ体に絡まったり、足を取られたりして反対に危険なのです。スノーダンプでの雪降ろしには命綱は危険だと思います。

最初の一掘りが怖いのです。ハシゴのてっぺんで片手に持ったスコップで足場作り。 ハシゴの先端に畳縁を結び、屋根雪に畳縁を埋めてハシゴを固定します。

アルミスコップとロープと水筒を屋根に上げて、ロープでオールアルミ製スノーダンプを引き上げて作業開始。大根のカツラ剥きのように、屋根をグルグル回るように雪降ろし。建物のバランスを考えて降ろします。

重量2.2キロの最軽量スノーダンプです。片手で楽々。

このスノーダンプは廃品を修理し再使用してますので無理はできません。無理をさせない為と、作業性向上のためサイコロ状になるようにスノーダンプで切れ目を入れます。

雪の大きさは大体55センチ真四角程度です。四角にすることで雪が崩れるのを防ぎます。積雪は70センチ以上。

このスノーダンプは修理改造して小さくしたので強度がありません。硬い雪には使えませんし、屋根雪専用です。軽量と使い易さは安全のための第一条件。再利用品でも7年使っています。

船部がアルミ製であっても、柄の部分が鉄製のものは、これより一回り大きくて4.2キロの重量があります。俺の体型と体力では大きく重いのです。

この一台で雪の重さが15キロ~20キロでしょうか。雪滑り塗料が売れ切れだったので、ロウソクをバーナーで炙って塗ったので雪の滑りは上々です。

隣家と屋根が近いので、雪で繋がった状態です。雪を落とせる場所まで平坦な通路をつけて移動します。何度も行き来し通路がツルツルになるので、長靴はスパイク付きです。

下層の軟らかな雪も、低温の風で10分程度でバリバリに硬くなってスノーダンプの刃先が悲鳴を上げているようです。

右は仕上げた後。左は仕上げ前。右上は隣家の屋根。業者に頼むと左側くらいまでです。 金額は昨年業者にお願いしたところ2.8万円でした。

片手でも振り回せるアルミ製スノーダンプだからこそ右側屋根程度の仕上げが可能なのです。鉄製やステンレス製のスノーダンプでは瓦を割ったり屋根を傷付けてしまうので、15センチ程度は雪を残す必要があります。

安田の焼き瓦なので、陶器と同じで表面がツルツルしています。慣れが必要です。

屋根には滑り止めに鉄アングルが左右2箇所ずつ渡してあります。瓦のギリギリまで雪堀りをすると滑ります。通常は15センチ程度の雪を残しておきますが、この小屋は古くて耐久性が心配なので極力、雪を落としました。

正午過ぎに仕上げが終了した直後から雪雲が覆い始めました。天気予報通りでした。 ラジオから大雪警報解除のニュースが流れてきました…ホッ

我家では、除雪作業の時は各自、ラジオを持って作業します。音が聞こえなくなったら姿を探すのです。仮に雪の下敷きになった場合は携帯電話とラジオの音の両方で探す事ができるからです。

右肘が悲鳴を上げていますが、まだ雪降ろしをする屋根が残っています。

今日も雪。容赦ない自然の脅威が続いてます

昨日、雪降ろしをしたのに一晩でもう70センチ近くの雪です。疲れきっているのにまだ降り続く予報が出ています。 出荷作業などしていられません。 今回の雪は異常な降り方です。

誰か手伝ってくれないでしょうか…わざわざ高い料金を払ってダイエットしなくても、我家で雪降ろしや除雪作業をすれば絶対に痩せられます。

昨日の予報通り80センチの積雪だったのかもしれません。

昨日のブログ画像と同じ屋根。20時間経っていません。 雪は積もるごとに雪の自重で締まり、下層になるほど重くなりますが、それでもこんなに積もりました。 間柱や筋交いの少ない車庫や倉庫は何かの拍子に、一気に倒壊する恐れがあります。 幾度もの地震で弱った建物は心配です。

この大雪・豪雪で、精神的にも肉体的にも疲れています。 雪降ろしが追いつかない豪雪に怯えるのは雪国の貧乏百姓の宿命のようです。

自然落下の屋根や、融雪屋根にすることを反対し「瓦屋根らねば絶対ダメら」と怒鳴って自分の意見を通した6代目を恨みながら、鉛色の空を見上げました。 その6代目は膝に水が溜まるようになってから25年間というもの、ただの一度も雪降ろしをしませんでした。

親戚の叔母さんは高校の教師でした。学校の屋根で雪降ろし中に、屋根から落ちて大怪我をしました。 それ以後、「雪の降らないところに引越したい」と叔父さんに切望して、転勤願いを出して東京に引っ越しました。 叔母さんに会うたびに「長岡にはもう住みたくない。雪が降らなければ良い町なんだけど、もう絶対に雪はイヤだわ。」と言っていました。 その優しかった叔母さんも他界して10年以上経ちました。 金さえあったなら俺も引越したい…

 

雪おろしの序章

作業場屋根の雪。湿っているのでとても重たい雪です。

自宅・倉庫・車庫など屋根の雪降ろしが7箇所もあるので、積雪か少しであっても事前に雪降ろしをしておかないと、2日で2メートルも積もったら対応できません。家屋倒壊確実です。30センチであっても降ろすことにしました。

農機倉庫は築60年以上。中越地震で傾き数年前から取壊す予定でしたが懐事情で取壊せないまま…ここが一番やばい。

本屋根は明日以後にして、本日はシャッターの上だけでも降ろします。

積雪約30センチ、スノーダンプ1杯で10~15kgもあります。車1台分がここに載っています。屋根雪専用のオールアルミ製スノーダンプで重量2.2キロ

スノーダンプはハンドル柄とソリ部分の溶接が取れて廃棄されていた物。知人のリサイクル業者から200円で買って、ボルトなどを使って修理して使って7年目。俺は業者から「土田さんのようなリサイクルの鬼は見たことがない」と呼ばれていますが、単に金がないだけです。

4.5M×7Mの作業場屋根の雪の重さは1.5トン前後ではないだろうか。

一晩で60センチ~1メートルも積もったら、倒壊する家が続発しても不思議ではありません。まして、近年の全国的な地震。関東で震度6以上の揺れがあったら、長周波の震度3の揺れは屋根に積もった数トンの雪の重みでアンバランスな状態の家屋を簡単に倒壊させてしまうでしょう。

夕方からは、屋根の除雪用に中古で入手した小型の除雪機を整備しました。屋根雪を遠くに飛ばす必要がある場所で絶対に必要な物です。