月別アーカイブ: 2016年4月

部品探し

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便利です。

金属探知機・メタルディテクターという代物で、金属が近くにあると音が出る。 草のある場所や砂利道、畑で耕運機などの部品を交換中に見失ったり落としたりするのでこれが必要。 30円の留めピンが1本不明になっただけで仕事が中断してしまう。 これさえあればすぐ見つかるのだ。 4000円程度だが、探す時間や購入したりの手間を考えたら価値は計り知れない。

普段はビニール袋を掛けているが撮影のために出した。 自作の延長棒に取り付ければ立ったまま探ることもできる。 探知範囲は固定式。 宝探しの専用探知機が欲しくなる…

 

農家の知恵1

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ビニールマルチをスッパリきれいに切る。

一年を通してビニールマルチは使われているが、きれいに切ることが出来ない人が多いのではないだろうか。 カッターや鎌では上手に切れないし、いつも切れる刃物を持っているわけではない。 枯れた葦(ヨシ)や枯れた枝を裂いて、画像のようにすればスーッと斬れるのである。 切れるのではなく斬れるのだ。 ヘタな刃物より斬れる! 実は昭和8年生まれの親父から昔に教えてもらった。

便利らろ!その2

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防除に気を使ってないかい? 除草剤を使うだけで気持ち悪くなるオレ。ビニールマルチの畝際だけに除草剤(雑草抑制剤)を散布するのは気を使うし、既製品の飛散カバーでは思うように行かない。 網戸に農ポリを貼り付けて、進行方向に補助輪・後方はアルミのソリ。これを使うと苗もマルチも薬液も散布状態も見える。軽くて楽。
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マルチ畝用給水パイプ
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先端はスキーストック・ストッパー用にスキーストックのツバ
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ツバ(青い色)は移動できるので深さ調節できる。

蛇腹の洗濯機ホース・アルミ物干竿・スキーストックなど全て廃品。これを畝に突き刺して運搬機に載せた300キロタンクから送水。そして移動を繰り返す。 26年27年、ナス畑が渇水しマルチの下がカサカサに乾いたような時に、これを使って水を注水した。翌日の巾着ナス・梨なすは艶々、水分と太陽を浴びて光合成も同化作用も絶好調だから甘いし旨い!! キュウリにも使用する。皮は薄く柔らかくなり瑞々しく元気になる。 ナスもキュウリも葉色も実色も艶も味も見違えるほどに元気に良くなるのが判るのだ。

便利らろ!

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道具と頭は使いよう…リールの使い方

畑の畝を真直ぐに耕すための道具。 昔の手巻きのものは時間がかかり過ぎる。そこで釣り好きなオレは閃いた! アルミパイプに船釣りのリールを固定して大工用の水引糸を100メートルつけただけ。 巻き取りは楽々、そして早い・丈夫・丸洗いOK。もう12年使っている。2号機もあるので、2台一緒に使うことで畑を行ったり来たりせずに片道通行ごとに、入れ替えするのみ…説明しずらいが、一台だけだと一度線引きしたら戻って次の位置を出さなくてはいけない。オレの説明が下手でも農家なら理解できると思う。 リール糸は中心から一定に繰り出すように加工してある。

毎年冬になるとやって来る土手下のキジ

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冬になり土手下に雪が積もると必ず我家の庭木にやってくるキジ。オスもメスもやって来る。 もう10年近くになるので世代は3交代くらいしているだろう。 冬になると水道タンク近くの河川敷には巨大なオジロワシがやってくるので避難してくるのだろう。 毎年のようにオレは思っているのだ「キジ鍋にして食べて、羽はイワナ釣りの毛鉤にしてやる…」と、だが10年以上実行されていない。

泣くゝ発芽温床を解体

父親、順作が貧苦の中で作った発芽専用温床。中島巾着や梨ナス・トマト・ナンバン・スイカ・メロンはここで目覚めた。そして自根である。 一日中、お天道様が差し込む温床で強健な苗が産声を上げ続けてきた。 この温床のお陰で長岡で一番性質の良い巾着茄子が守られてきたのだ。 育苗中だが訳あって解体しなければならない。

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解体作業途中からの画像。

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解体作業中に小椋佳の「歓送の歌」と渥美清の「泣いてたまるか!}を口ずさんでいた。 天にいる父の元へ旅立ってくれ…。
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さびしい限りである。

雪しか花火・春の風景・水道タンク・ドクターヘリ

冬季間は事情で更新できなかったので少しまとめて画像だけでも。

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雪しか(雪にょう)まつりの2尺玉花火。雪にょうは中島地区で作られた雪山。一番下の画像の場所につくられていた。六代目である父、順作や叔父たちは若い頃に、雪しかを作る臨時雇いに出ていた。
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昔の土手はもっと急斜面であった。水道タンクのある土手150メートルは平成12年まで土田家の所有土地であったが、公園化に伴い1平米500円という超安値で、お上が強引に買い取っていった。後に、AKB48がその場所で歌い踊ってDVDになった。
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この時期は、もう春が来たと思わせる。

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ドクターヘリ新鋭機の試験飛行 鴨が2羽

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近年、凍み渡りをする子供がいなくなった。凍み渡りをする初老の親父はここにいる。
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高さ43メートルの水道タンク。ウルトラマンとほぼ同じ高さ。色合いもソックリ。いたずらしてウルトラマンカラーに塗り替えたい。もちろん初代カラーがいいにきまっている。しかしカラータイマーの位置が決まらない。 オレが市長だったら水道タンクをウルトラマンにして批判を受けてから潔く辞職する。★長岡の本当の「雪しか・雪にお・雪にょう」の地は中島と西千手。この位置からの「雪しか」写真は有名であり特に時代価値がある。後日に当時の写真をアップ予定。

桜の時期に播く種は…

 

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我家の育苗ハウスと桜。結婚記念に植樹した梅・桜・サクランボのうちの一本。記念には、琵琶糖(プラム)やユスラウメ・ブルーベリーなどを植樹した。江戸時代から続く足軽百姓なので昔から農事季節を知らせるための様々な木々が敷地内に植えてあるのだ。 一番桜が咲けばナスの種を播いても大丈夫。桜は積算温度で開花する。南国野菜のナスは低温に弱い。 2月、3月に欲張って種蒔きする長岡の歴史の浅い百姓とは違う。 昔からの故事と記録に基づいて伝統の種の性質を守り続けるために、欲張って播種時期を早めない。 時期を変えれば性質も経年変化してくるのだ。 長岡においては、5月連休にナスの種蒔きをしても8月上旬に収穫できる。 そのうち4月26日播種し収穫した記録写真を載せよう。

天敵が昇天

三年前には、雄キジが蛇を襲っていた貴重なシーンを見ることができた。河川敷の畑は、動物の生死を通して命が何なのかを教えてくれる。

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土田にとっての天敵は、1番行政、2番カラス、3番タヌキ。 畑に着くと遠くで何十羽というカラスが大騒ぎしていた。原因はこのカラス。 腹に突かれた跡があり、周囲には羽が散乱。 犯人は…というよりも恩人は誰か…我家の畑横は毎年、尾白鷲が越冬しにやってくるのだが時期的にどうかと考えると、鷹しかいないだろう。 体が小さいハシブトカラスだったので狙われたのだろう。 以前も鷹が若いカラスを襲っていたのを見たことがある、人間でも弱い者を見抜いて狙う奴がいる。 天使の白い羽…黒い羽で天に召されるように…。

春の信濃川の恵み

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食べごろのコゴメ(こごみ)太いほうがやわらかい。

草食恐竜の好物だったに違いない。食べればわかる。 このコゴミ、雪国の百姓にとっては、春の貧困期に飢えをしのぐ大切な食料だったと思うのだ。 映画「たそがれ清兵衛」の中で、真田広之演じるボロ服の清兵衛と、折り目も見えそうな服の幼友達が春の川で川魚を釣っているシーンがある。 遠くに残雪が見えそうな山々が連なる川で2人が釣りをしていると上流から百姓の子供の死体が腐臭を放ちながら流れてくるのだ。庄内で毛鉤を使う釣り時期は4月頃~だろうから、このことで季節や時期は判断できる…よく考えられた演出だ。 土田も貧しい野菜専業百姓の倅なので、庄内と越後の違いがあったとしても雪国の百姓にとって春は一番貧しい時期であることが身に沁みて理解できた。 他の観客が涙しない場面で不覚にも涙してしまったが、あれから相当な年月が過ぎた。 確かな調査に基づいた映画はこんな場面すら心に焼きつくものだ。 雪国の百姓の冬の蓄えが尽きるのが2月~の春なのである。 コゴミの時期、45年近く前の土田家では学校に行く前、日の出とともに両親と信濃川河川敷の畑に行き、両親は畑仕事、子供はバケツを持たされて畑の周囲にあるコゴメを時間ギリギリまで採るのであった。 子供たちが学校に行っている間に母がコゴメを袋詰めにして夜に青果市場へ出荷する…収入のない時期の春の仕事であった。もちろん食卓も家計も火の車状態、それが2月~4月であった。

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すこし呆けた(開いた)コゴメ

すこし前の画像です。14日ほど前か…。今年の植物の成長は例年に比べて10日から2週間ほど早い感じだ。春の植物は積算温度で成長するものが多いので、百姓は様々な古くからの言い伝え「山の残雪が○○の形になったら△の種まきをしてよい」などで作業する。こういうことは長岡市内の農家でも町内が違うだけで言い伝えも違う。 これも秘伝なのだ。