野菜洗浄機のメンテナンス


大根や人参を洗う機械があります。我家では昔からサシナミの野菜洗浄機を使用しています。(2年前、サシナミの会社に生産中止の古い機械の事で問い合わせをしたことがありましたが、とても丁寧で親切に対応してもらいました。)同じ洗浄機を父親の代から、かれこれ10台以上は使い潰したでしょう。二段式のブラシが回転しており、上下のブラシの間に大根などを差し込んで1本ずつ洗浄する機械です。この機械は常に水(我家は井戸水)を流しながら使用するために外観が錆ることは当然ですが、大抵の場合、最初にブラシの回転軸ベアリングがグリス切れやグリス劣化によってベアリング部に水分が侵入して錆つき、ガラガラと轟音を立てるようになって壊れてしまうのです。使用中にかすかな異音に気付いたらベアリングの洗浄とグリスアップをすれば長持ちすることが判ったのは、壊れた同型機を分解改造して里芋の土落し機を作った時です。

プーラーでプーリーを外します。

サツマイモの洗浄中に時折、ガラッ…ガラッ…と何かが引っかかるような異音がしてきました。異音の発生場所を特定しました。左側に2つあるベアリング部品、水が掛かりやすい下の部分からでした。プーリーと軸を止めてある小さな六角ネジを2ヶ所緩めて、プーラーを掛けてプーリーを外します。ベアリング部を外すためにボルトナット2ヶ所を外します。

裏表に黒いベアリングカバーがあります。

ベアリングカバーは薄くて軟らかいので慎重に取り外します。隙間がないので、ビクトリノックスの多機能ナイフの穴開けキリを使用しました。グリスで粘着しているので強度のあるナイフなどが適しています。

カバーを取り外したところ。

グリスは劣化してベアリングを止めてある金属が錆びている。手で回すと錆で抵抗を感じる。

灯油に浸けながらブラシで洗浄します。

灯油に浸けてブラシでグリスを落とすときは、ボールベアリングを回転させながら…エプロン必須です。

ボールベアリングは錆びていませんでした。

灯油から出したあとはウェスとエアーで灯油を吹き飛ばす。

ベアリング用のグリスを裏表から、たっぷり塗りこみます。

グリスを塗り込んだ後にカバーを被せて、機械に組み付け完了。始運転すると…異音はしなくなりました。所要時間は約1時間。これで洗浄機の寿命が延びました。

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