月別アーカイブ: 2016年12月

長芋の出荷に包丁は使いません

長芋を切り売りする場合、我家では包丁は使いません。6代目からの教えです。雑菌や酸化の事を考えてのことです。

春の植え付け時、長芋を包丁で切って種芋にした場合と、折って種芋にした場合の腐敗割合から、長芋は折ったほうが腐敗しないという昔からの経験が伝わっているからです。

だから、見た目が悪くても我家の長芋を切り売りで出荷する時は、包丁を使わないのです。

折りたい場所に爪を立て僅かな傷を入れる。
そのまま両手で簡単に折ることができます。

切り口を少し乾かしてから袋に入れて計量して出荷。

昔は、見た目を良くするためと殺菌のために漂白剤を使う農家や生産地もありました。現在は桧(ひのき)などのオガクズ(木クズ)をクッションや保温材として箱に入れている生産地もありますが、木クズの匂いが長芋に付いています。長芋は香りが少ない野菜なので匂いがするオガクズというのはマイナス要素だと思います。我家ではそういうことをしないので固定客がいるのだと確信しています。

とっくり型やトロフィーなど6代目と一緒に色々と栽培してきましたが、信濃川河川敷の土質に合った一番旨い長芋の品種は絶対にアルプス系。と6代目と信じてこれまでやってきたので、この先もアルプス系です。保存期間と共にコクが出て円やかな口当たりに変化していくのはこの品種しかありません。食べ比べるだけの価値はあります。

寒い中、本日も朝からネギの皮むき作業で1日終わった。体の冷えから腹を壊してしまう。お昼前に種屋さんが巾着ナスの種の御礼にと、正月花を持って来られた。夕方には友人が栽培したネギを持ってきてくれた。品種は「夏扇」。我家の「東京冬黒・元蔵」と食味・見た目・作業性の違いをみるために届けてくれた。

人の作った作物を食べ、比べ、自身のものとの違いを知ることは大切なこと。言葉や文字では理解できない生産者でなければ解らないことがある。そして良い品種を知るには経験と歴史ある種屋の協力も必要である。ホームセンターではそうはいかない。種屋を守るには消費者は地元の種屋に行って情報も得るべきだと思う。

友人は、2月からペーパーポットにネギの種蒔きをするというので、俺の鎮圧板と自作の播種器を貸し出す約束をした。 返礼として「加工した冷凍桃」を貰えることになった。

 

 

おい!こんな暗くなってから収穫に行くってか?

昨日夕方、長芋を袋詰めしていると、出荷から戻ってきた妻が「天気が良いから、これからブロッコリーを採りに行くから!」と言う。窓を見てから頭の中で「暗くなっているのに何を言っているんだ」と思ったが、確かに雪も消えたうえに天気が良いから、暗いといっても屋外仕事をしないのは勿体ない。

すぐに、包丁とヘッドライト、収穫カゴと収穫コンテナをトラックに積み込み5時頃に畑に到着。

LEDヘッドライトの光を頼りにして収穫。水蒸気が浮遊する寒さ、ストロボが反射してオーブが写る。

寒さにかかわらず、ブロッコリーは成長している。成長の遅れていた白菜も締まっているものを収穫。大型野菜は生産して疲れるので体力に見合った小型品種を選定するようになってきた。

泥跳ねで長靴の中が汚れるので、雨や雪がなくても長靴に足カバーは必須。

フェイスカバーとマスクも必須。年寄りは寒さで免疫力が落ちるので、ホッカイロを忘れてもマスクだけはトラックに常備してある。

7時過ぎに帰宅。風呂に入れば温まるが疲れて入る気にならず。晩飯を食べたら居間で寝てしまったが寒さと、緊急地震警報のけたたましい音で目覚めた。百姓は年を経るたびに仕事がきつく感じる。休んでも疲れが取れない。もっと収入があればまだ頑張れるのだが…機械のほとんどが中古でガタと寿命が来ているから騙しながら使っているが、人間も中古でガタが来ている。この体、どこまで騙しながら使えるか。妻の頑張りがあるからこその現状だ。感謝

 

エアーコンプレッサーのメンテナンス

今年、とても古い中古のネギ皮むき機を購入した。手を使って1枚ずつ皮を剥ぐのは大変な労力と時間が掛かっていた。そして、時折100ボルト1/2馬力30リットルタンクのコンプレッサーを使い、手持ちのエアーガンによって皮むきをしていた。この100ボルトコンプレッサーは30年前に新品で購入し使用頻度も少なく手入れもしており、タイヤ交換・塗装・掃除など今後も活躍してもらう予定なので壊したくない。そのために3馬力の超中古コンプレッサーを買った。

皮むき機を新品で買うのは到底無理であり、自分で皮むき機を作るつもりで必要部品の金額をはじいてみたものの、安い中古機が買える額であった。そこで誰も手を出さない安いネギ皮むき機を見つけたので入手した。

説明書もなく汚れも酷い、ガタもある。噴出し用のセンサーも白濁して反応が鈍い。自分で整備するしかないのでガタツキを直し、清掃。センサー受光部を分解して慎重にバフを掛けて反応を良くした。そのほか色々と整備して使用可能にした。幸いセンサーとエレメント関係は整備のみで済んでよかった。

今後は噴出し口の改造が必要。

旧式であれ、皮むき機が有ると無しでは手間が省けるのは間違いない事実。4万程度の価値はあるし、回収もできる。

即使用できそう…とのことなので三相(動力)200V、3馬力の超中古コンプレッサーも入手してはみたものの…泣

繰り返しになるが、100Vのコンプレッサーではモーターが常時回っている状態になるのは承知のうえ、このままでは壊れてしまうのが明白なので、これまた中古の超古い三相コンプレッサーを格安で手に入れたが、油面計(オイルレベルゲージ)が内側から茶色に変色しており油量がわからないので、?と思ってオイルを抜いてみると…味噌汁のようなオイルと腐ったオイルの匂いがする。オイルが変質して油面計に付着して汚れを取ることができない。ビックリするほどに手入れがされていない。資金力の無さが仇になることは良くある事「金が無いなら親を恨みなさい!!」 と言われそう。

クランクケースを開けて確認した。底を灯油で洗っている途中画像。灯油が軸に付着するとベアリングの破損に繋がるらしいので慎重に作業。相当酷使されてきたのか…

クランクケースの底にはゴム状になったオイルが張り付いていた。オイルの補充はしてても交換は一切されていなかっただろうということ、埃の多い場所での稼動であったことが容易に判った。灯油を入れてマイナスドライバーでゴム状に変化したオイル汚れをこそぎ取ったが厚さは3ミリ以上であった。クランク軸に灯油がつかないように注意しながら、ブラシを使いながら何度も灯油でケースの底を洗い流した。

このコンプレッサー、購入直前まで稼動していたという話しだったが、正直なところ疑わしく思えており不安。

電源ボックスから出ている電源ケーブルがヒビ割れて剥き出し状態だった時に気付くべきだったが、後の祭り。 電気関係は自分で修理交換した。Vベルトを回してピストンの上下も確認済み。あとは電源を入れモーターが回るか。そしてシリンダーの傷・ピストンリングの磨耗状態とエア漏れの有無だけである。安物買いの銭失いの可能性大だがもう後戻りできない。

本日、午前中は地元種苗店に約束していた中島巾着ナスの選抜種子を無償提供してきた。我家の土田系ではないが、来歴証明を付けて渡した。再来年の販売種子の元種となるはず。

今シーズン最低気温・ゴボウの出荷・エゴマ採種

朝は気温が零下のため車のフロントガラスが氷結した。昼12時には7.4度まで上昇した。

今日は空気が乾燥しているので寒さの感じが違う。信濃川河川敷産のゴボウを井戸水で軽く洗って土落としして出荷準備。
井戸水は地下30メートルから汲み上げている。水温は噴出し口で12.4度。外気との温度差5度。井戸水が温かく感じる。

消雪用に近所さん宅の60メートル井戸が稼動すると一気に枯れる我家の井戸。

昨夜は外気が低く、信濃川水温との温度差により霧がかかった。朝方は零下。

この7年の度重なる水害によって河川敷畑には泥土が堆積したので畑の土質が変わってしまった。土も締まって硬くなったので天地返しをする時期にきている。

昨日、ネズミを捨てるために外のゴミバケツの一番上に置いていたのだが、無くなっていた。居着きのハシブトカラスが持ち去ったのか、俺がバケツを確認していると電信柱の上から俺を見ながら警戒鳴きをしている。

午後から「エゴマ」の採種作業。湿気っていたので、薪ストーブの上にステンレス容器を置いて加熱、その中に枝ごとエゴマを入れて、手でシゴキながら脱穀した。右肘にサポーターをしているが肘が痛い。

ストーブと容器の隙間は15センチ。直接でないので乾燥させる程度の加熱具合である。
シソと同じ外見。香りは良い。エゴマ油が非常に高価なことが理解できた。道具があれば空いている畑一面にエゴマを播いても良いのだが、反当収入および時間収益が見合わない事も判明。

 

 

 

ようやくネズミに1勝

ネズミとの知恵比べに負け続けていましたが、クリスマスの朝にネズミとの決着を迎えることができました。

頭脳戦での勝負では破れてしまいましたが、破れかぶれの物量戦によって辛うじて勝利を得ることができたのです。

ポリバケツの落下式罠。橋渡しの板とバケツの板そしてパイプの中に落花生エサを仕込んである。ネズミを誘うルートを作ってみたものの…。2日前に設置したが無反応。

ネットで調べ、我家にある道具で手間と時間をかけずにできる罠がこれでした。巣穴の真上に設置しました。設置するときは人間の匂いがつかないように手袋をしましたが、寄り付いた気配はありません。我家の周囲を荒らし回っており、作業場の天井にぶら下げて置いた大豆を盗んだり、サツマイモや落花生を集めていることが先日、巣穴を埋め戻したときに判明しました。とても頭の良いネズミのようです。まさにトム(俺)を馬鹿にするジェリー。

3個の落とし罠を仕掛けましたが、バケツの周りに置いた寄せ餌すら食べた跡なしです。

自家栽培の生落花生(おおまさり)を砕き、バター・マーガリンと混ぜ合わせて餌を作った。罠の道筋に置いておびき寄せるためのもの。
網を被せた後から、ネズミが穴を広げていた。
本日、朝10時。左後ろ足1本に辛うじて掛かっていた。トラバサミも大事な農具のひとつ。頭の良さと運動能力からしてクマネズミか?

廃エンジンオイルを1.5リットル流し込んだ穴から出てきた形跡があるので、この種のネズミにはエンジンオイルでは忌避できないようだ。

トラバサミの数は9個。1個を残して閉まっているので相当足掻いたようだ。逃がすわけにはいかないので手斧の背で叩いて昇天させました。

1.5Lペットボトル

この大きさなので、落し罠の紙パイプには入れないことが判った。収穫物を食べてメタボ状態。

500mLペットボトル

丸々太った重いネズミ。我家の収穫野菜を食べ、家の土台下を掘りまわし、家の外柱までボロボロにしたジェリー。家ネズミやドブネズミの大きさではありません…クマネズミなのかドブネズミなのかハイブリット(交雑)なのか? 天井の19ミリのパイプを伝って餌を盗る運動神経には泣かされました、ドブネズミにはできない芸当です。1匹の親から生まれる子ネズミの数を考えると、まだネズミがいるはず。粘着シートは冬の屋外では粘着力が落ちることとネズミの足が汚れていることから効果が落ちるので屋内使用に限るようです。

年末に売れる銀杏。この匂などお構いなしにネズミは銀杏も食べてしまうのです。一昨日から本格出荷して本年中に売り切る予定。
この銀杏洗い機のお陰で、銀杏の収穫出荷が苦にならなくなりました。

 

 

 

自作農具・ピンポイントで農薬落とし

テレビ放送があるので、ベイマックス雪だるま。

この道具は15年以上前に作った、農薬点撒き器。材料は、500ml ペットボトル・スキーのストック・幅10mmのアルミ板・引出しのツマミボタン・バネ・5ミリの丸棒。制作費は500円程度でした。現在では似たような物が1万円前後で販売されています。手袋をして腰を曲げて粒剤農薬を穴や株元に撒いてたり落としたりしていましたが体は痛いし、風で農薬が飛ばされるので有り合わせの材料で作りました。粉剤は詰まるので使えません。

重さは400グラム程度。機能を複雑にすれば良い品が作れるが、重くなるので疲れる。シンプルで軽いことが百姓には重要。
ネジがストッパーになっているので調整すれば少量~大量まで、一定量が流れ出る仕組み。ただし、慣れが必要です。

人差し指と中指のパイプもスキーのストックです。ストックやアルミパイプは軽くて丈夫なので、俺にとっては創造の宝です。

片手でも、両手でも撒ける軽さ
農薬に塊が混じってると詰まったり、流れっぱなしになります。雨の日は使えません。

青いツマミボタンの上に円錐状のABS樹脂があり、これが下に押し出されることで隙間から農薬が落下する。隙間の調整は手元ネジで固定する。トリガーを引く時間によっても量が変わるので慣れが必要なわけです。

特許や実用新案を取得できるほどの機能性はなかったので、申請しませんでした。現在は重いですが、良い品が販売されています。3年ほど前に農機具展示会で使ってみましたが重さで疲れると思いました。

ネズミとの闘いに負け続き。

先日採ったのはやっぱり、ブロッコリーとカリフラワーの交配種。左はブロッコリーの味と香り。右はカリフラワーの香りが薄くなったよう。カリフラワーのモクモクした食感も多少ある。

大手種苗メーカーのブロッコリー種を播いたのに、交配した種が混じっている理由を考えてみた。

①メーカー側の管理不足。 ②購入したブロッコリーの種自体がF1のために数百分の1の割合でカリフラワーの遺伝子が出てしまう。③新発売の交配品種なので、新品種を栽培する気のない農家に興味を持ってもらうために意識的にメーカーが種を仕込んでいた。

 

昨日処理したポプラの木を薪置き場に積み上げた。手がポプラ臭くなり食事するにも鼻についてしまう。

ネズミが舞い戻ってきた。ブロックを取り、土を掘り直してネズミの巣穴を埋めて整備したのに、どっさりと土を掻き出して2箇所の穴が開いていたので、左側の穴にだけありったけのトラバサミを仕掛けた。

 

最初の仕掛けで失敗したら同じ手は通用しないので、次回の罠は「落とし罠」の予定。粘着シートは、土だらけの足跡をシートに残したまま失敗している。

左側にあるこの巣穴にだけ1.5リットルの廃エンジンオイルをドクドク流し込んでやった。右側の穴から出て、市販捕獲器に入ってくれれば良いのだが。

もう1箇所の穴~市販捕獲器までネットでトンネル状にしている。

中央に横一文字に白く写っているのが「チュートルマン」という市販罠。これに行き着くようにネットで周囲を塞いだ。昔からあるネズミ捕りも左側に仕掛けたが、経験の多いネズミには好物のピーナッツやサツマイモを仕掛けても入らない。トムとジェリーというアメリカアニメがあったが、ジェリーを1度たりとも可愛いなんて思ったことがなかったのは、俺がネズミの多い家に生まれたから。ミッキーマウスすらあまり好きではない。ネズミの能力に劣る俺。カラスにも馬鹿にされている。猫やフクロウが好きな理由は俺の本能なのかもしれない。

ブラックライトをあてると、ネズミの通り道が光って見えるらしいので、安いブラックライトを探してみようと思っている。

貴重な晴天

12月に、朝からずっと青空の貴重な1日。10月の大風で畑に倒れたポプラを伐採するには今日しかないと決断。右肘の痛みを堪えて、約5キロのチェンソーを使って玉切り。

直径10センチ~70センチまでの幹を50センチ程度に切断し、全部で50本程になった。午後からは、斧・カケヤ(巨大な金槌のこと)・クサビで2~4つ割にする。ポプラは水気が多く、繊維が絡んでいるので一気に割れず苦労した。年輪を横断するようにある、僅かなヒビにクサビを打ち込むことで割れやすくなります。

水性チェンソーオイルなので汚れは洗い落とせます。ポプラと柳は木の匂いが特有で強いのです。

チェンソーは国内製の安売り品で35ccですが、満足できるパワーです。友人のアメリカ製のを持ってみましたが、体力のある人でなければ危ないと感じました。

このポプラ、折れてから2ヶ月近くですが、斧を入れるたびに水が飛び散ります。この冬の薪にするつもりでしたが無理かもしれません。

ポプラを割ったら羽化できずにミイラになったカミキリムシを発見。

昆虫の歯というのは凄いと思います。子供の頃にカミキリムシに指を噛まれて大出血したことがありました。虫の鋭い歯は幼虫も成虫も機能的にできていると感心します。億単位の年月の進化の結果とはいえ驚きです。カミキリムシの「カミキリ」の語源が、「噛み切り」なのか「紙切り」なのか子供の頃から疑問でしたが未だに調べていません。

ネズミの巣穴を物色したキツネの痕跡。ネズミが集めた大豆が残っていた。キツネ様様です。

ポプラの撤去作業が4時過ぎに完了したので、取り残していた「青ばた豆」を収穫した。キツネの痕跡があった。遠くへ移動したのかと思っていたが、まだ居ついてたらしい。嬉しいことだ。

農民がキツネを稲荷として祀るのは、この習性からだと思うのです。猫もネズミを捕らえますが毎日畑まで行って捕まえてはくれません。キツネも畑に大穴を作りますが、ネズミの被害に比べたら天地の差です。何故このようなことを書くのかと言うと、20年ほど前、現在の日赤病院近くの河川林にキツネの親子が生息していましたが、誰かが毒を食べさせたらしく、キツネ一家は親子全てが巣の周辺で死んでいたといいます。6代目が発見して「誰がこんげんことを…」と怒っていました。自然のサイクルの中にいる人間は、その一部に過ぎないことを認識していません。信濃川のあらゆる場所に人が集まるようにすれば自然は消えていくでしょう。河川敷の百姓も自然のサイクルの一つです。侵さざる聖域をわきまえてこそ不変なものが未来に残せるのです。

畑仕事でのトイレ事情、今昔

畑や田んぼにトイレを建てている農家はいない…といっていいほど少ないと思います。大きい方でないかぎり男は立ったまますぐに用をたせますが、女性は若いほど大変なことです。人目は勿論のこと、雨の日や寒い日などの用足しはなおさらのことです。

20年以上前に買ったキャンプ用更衣室ですが、底の部分を外せる(めくれる)仕組みなので穴を掘ってトイレにも使えます。

我家の畑は、河川敷と山の高台2箇所にあり、山の畑は人目が気になる場所に畑が点在しています。山の畑に行くときの常備品がこれです。20年以上使っていますが国内製造だの物なので丈夫で長持ちです。ここまでしなくてよい時は、昼食用の日陰作りのビーチパラソルを2本広げて人目を隠すようにして用足しをします。

何故、畑のトイレに拘ったのか理由があります。江戸時代から信濃川流域の百姓が命を落とす風土病、ツツガムシ病の防止からです。ツツガムシは長岡市では「赤虫・島虫」と言われています。刺し口が赤くなること虫が赤かったことなど、信濃川中州の島で多発したことからこの呼称がついたのです。死亡率は50パーセント以上であり、ネズミが活動する4月~11月ころまで発病していました。主に刺される場所は皮膚の柔らかい場所と伝わっています。休憩時に座った時や藪に入った時に刺されるそうです。女性の場合は股間部分を刺されることが多かったそうで、刺されたことを言い出せずにいて手遅れになった人が多かったそうです。俺の祖母がそうでした。40度を超える体温が1週間も続いたそうです。幸い命は取り留めましたが脳に後遺症が残りました。

女性の場合、トイレのときに人目を気にして藪に入って用足しするので、そのときに刺されて罹患することが多いのだそうです。そんな話を幼い頃から聞かされていたので、畑仕事には人目を気にせず、草のない場所で安心して用が足せる場所を作るのが男の役目だと思っていました。

もう他界されましたが、俺が、長岡市で1番の整骨院の先生だと思っている先生がおられました。毎日、待っている患者さんを前に治療を施術しながら興味深い実話を話してくれました。他の患者さんの治療を全患者さんたちに見せて、説明をしてくれる先生でした。外科医をされていたのですが、家業の整骨院を継がれた異色の経歴を持つ方でした。話というのは…。

長岡市の隣市で畑仕事(田んぼ仕事だったかも)をしていた女性(先生の知人だそうです)が小用を足そうとして、畑の隅でチョロチョロと始めていたところ、一匹の蛇が(マムシと聞いた)スーッと女性の大事な所に頭を突っ込んだそうです。驚いて父ちゃんを呼んで蛇を引き抜こうとすれども、ウロコが引っ掛かってどうしても抜けない。引っ張るほどに奥へ入ろうとしたので救急車を呼んで、病院で抜いてもらった…医者が、どうやって蛇を取り出したのか不思議らのぉ…と先生。そして最後の締めくくりに、蛇は小便を目掛けて飛びついてくることがあるから外で用足しする女の人は注意しなさいよ。とのことでした。

トイレの重要性を忘れないことが農業の継続性に繋がる。という話でした。

 

 

 

チェーンソーの修理

今年1月、屋根の雪下ろし作業中に痛めた右肘が、秋の長芋掘り以降に悪化しており痛みが酷い。スノーダンプの雪を押し出すように勢いをつけて屋根から下ろす時、スノーダンプと雪が離れずに、スノーダンプごと落下しそうになったのを片手で止めたために、右肘を捻り伸ばしてしまった。それが今頃になって悪化している。スノーダンプ2.2キロ+雪20数キロの重さが勢い余って右肘にかかったのだから…

今週、降雪がなければ台風で折れたポプラの伐採を予定していたが、右肘を考えると軽い方のチェーンソーでなければ危険なので、お蔵入りしていたチェーンソーを3日前から夜に少しずつ修理している。

キャブレターを外したが、ダイヤフラムなどがボロボロだった。

プライミングポンプもパイプも硬化しているが、なんとか使えそうなので次回交換することにした。チェーンの目立ては明日。

全て分解してキャブクリーナーとエアーで清掃。ホームセンターで必要部品を購入しようと行ってみたら…

チェーンソーや草刈機などの2サイクルエンジンは、こまめにメンテナンスしなくてはいけませんが、野菜農家は貧乏暇無しで手入れができません。必要に迫られてから修理するので、高い部品を購入することが多くなります。消耗品の寿命くらい見当がつくのだら前もって安いものを用意しておけばよいものですが…。  ホームセンターでのダイヤフラムの値段がメーカー品しかなく1枚1080円で手を出しませんでした。アマゾンは純正品ではありませんがダイヤフラムほか4点で500円以下なので、ネット注文することに。3日後には届くでしょう。

 

昨日、寝付けずに午前3時過ぎまで眠れず。CDを聞こうとしたら30秒しないで読み込み不能状態に。中国製の安売り商品はCD‐Rを読み込んでくれるのは良いのだが、壊れやすくてボリュームが効かなくなったり、ラジオ機能がゲルマニウムラジオ並み。日曜深夜のラジオ放送は休止ばかり。海外放送がハッキリ聞こえるが意味不明。灯りを点けて銀河英雄伝説でも読もうかと考えるも寒い中、布団から手を出すのも嫌。文字の羅列を目に入れると睡魔が襲ってくるという良い体質なのだが、寒さ暑さは大の苦手である。薪ストーブが部屋にあれば、火の番をしながら炎の揺らめきを見ながら眠れるだろうに。30年前に新築する際、薪ストーブ導入を猛反対されて諦めたことを、こんな時に悔やむ。親と同居するとは不自由である。良いことが何一つない。サル山の猿にリーダーは2匹いない。オスでもメスでも必ずトップ争いが起きる、たとえ親子兄弟であっても。ディスカバリーチャンネルとアニマルチャンネルの番組を考えながら睡魔がやって来た。