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温床線の断線確認・テスターの必要性

6代目が倒れてからビニールハウスを一棟に減らしたために、毎年、温床を解体してケーブルを取り出しているために耐久性の点で断裂している時がある。一昨年のこと、数日かかって120メートルのケーブルを埋設してから電源を入れたが、断線していたらしく通電しなかった。折角埋めたケーブルを取り出して新しく買ったケーブルを埋設した経験から、毎年テスターで通電テストをしてから埋設している。

三相200Ⅴ

三本線なので、いずれか1つにマイナス側をつけて、残り2つの差込みにプラス側をつけて針が振れれば断線していないことになる。

3年前に断線した120メートルの温床線の再利用を企んだが…

120メートルの断線したケーブルを半分の60メートル付近で切断して2本に分断して使える側があるかも知れないと考えた。切断箇所のニクロム線を出してテスターを当てる。

結果は、2つとも通電しません。

昔の温床線は柔軟でしたので毎年の温床解体に対応できていましたが、農家の減少と比例して数社存在した農業温床ケーブル製造会社は撤退していきました。現存している会社のものは通年固定式に向いているケーブルが多く、毎年の温床解体には難があります。常時埋設式のビニールハウスにする必要があります。悩…。

ビニール張り

降雪期の倒壊対策にビニールを取るようになり5年目。そのために苗作業の大幅見直しもしてきた。主要作物のナス系作物については明治時代から昭和までの新潟県公式記録から4月播種で充分であり、その方が本来の性質が出てくると感じている。ハウスでの育苗期間が長いと本圃定植時期から考えて徒長・根巻きの原因となりうる。

殆どの野菜苗は五月末に定植する。

本圃(路地)定植は五月中旬過ぎ。これより早いと遅霜で枯死したりその後の成長に著しい後遺症が残る場合がある。中島の百姓の記録を見るかぎりナスの性質からして早生以外は焦って種播きしてもナスの性質変化が待っているのみで伝統を守ることにはならない。ハウス栽培して何が伝統野菜なのか。早播き早出しで儲け優先で性質変化したナスを平気で出荷して何が伝統なのか。栽培時期も場所も伝統なのだ。

雪を外に出すのも疲れる。

籾殻・古畳・川土・自宅の梅や柿などの葉を使って作った腐葉がマルチの下にあり、これが床土になりポットに詰めて小苗が移される。

昨年、屋上発芽温室を解体したので今年はビニールハウスに3畳の発芽場所を作る。

資金不足・時間不足で発芽温室の製作ができないので、仕方なくビニールハウス内に作ることにした。簡易的だが3ヶ月で解体するので機能が果たせれば善しとする。

84歳の長谷川さんは5月末頃に本圃出ししているが、ナス苗は10センチ程度の物もありながら他農家と変わらない7月始めの時期に収獲している。また5月連休に播種したナスにしても7月下旬に収獲が始まる。60センチ以上の畑の雪を除雪して4月上旬に苗植え(トンネル栽培)して全滅させた鉄腕ダッシュに出演した稲作農家がいたが、知識の有無とは無駄な努力をさせるものだ。全滅させた稲作農家を名人と呼ぶ人がいるが、それなら中島の野菜専業百姓は神様である。